トルコリラ暴落 情勢に注意を払う

今までの配信では失業率(雇用統計)、貿易収支、政策金利とインフレの関係、大統領発言の影響といった、相場の変動の主な要因と考えられるものについてお伝えしてきました。

これまでのものだけでも、FXを勘に頼らずに取引するためには、知っておくべきことが多くあることをお分かり頂けたかと思います。

しかし、もう一つ注意を払ったほうがいいものはあります。それは情勢です。

例えばトルコの場合はテロが頻繁に起きる背景があります。トルコはトルコ人、クルド人、アルメニア人、ギリシャ人、ユダヤ人など、複数の民族によって構成されている国家です。その複数の民族の中でも人口の多いクルド人から独立国家を目指すクルド労働者党(PKK)や、その分派であるクルド解放のタカという組織が生まれ、クルド武装組織によるテロが起きています。

またトルコの位置がイラクと近いために、イスラム国(IS)のテロなどもあります。テロや戦争、災害といった有事のときは為替相場が動く傾向があるため、情勢は相場急転の警戒材料となります。