SBI FXその3 1通貨単位からの取引


一部のFX取引会社が導入し始めている、最小ロットを1通貨単位にするサービス。当初は外資系やベンチャー系など、少々トンガったFX取引会社にしか見られませんでしたが、SBI FXは大手に分類されるFX取引会社の中で初めて、このサービスを導入しました。

1通貨単位での取引は、初心者にとても大きなメリットがあります。何と言っても低リスクで、しかも小額から始めることができます。小額とはいえ実際にお金を動かすトレードに違いはないので、実践体験をするにはピッタリです。

多くのFX取引会社ではデモ口座を設けて、実際のお金ではない仮想の資金をトレード体験できるようになっていますが、これはあくまでもそのFX取引会社の取引画面がどうなのかという使い勝手を試すためのもので、初心者が仮想資金でFXの腕を磨くためのものではありません。

なぜなら、人間は全くお金が動いていないところでは本気になりにくく、トレードもどこか雑になってしまうからです。たとえ1通貨単位とは言え、本物のお金を動かすとなるとやる気がまるで違うので、そこでたくさん失敗しておくことが、FXの腕を上達させてくれるのです。損小利大は相場の基本ですが、1通貨単位のトレードはまさに損小利大を取引額で実現してくれるのです。
もちろん、1通貨単位からの取引が可能なので、慣れてくれば10通貨単位、100通貨単位といったように取引額を大きくしていくこともできます。

1000通貨単位以上になると、他社でも同様のサービスがあるので、ここから好みのFX取引会社に移るのもアリです。