8割が負け組説の真相その1

全国に何百万人もいる、FX投資家。世界にも目を向けるとその数は億単位になるでしょう。これだけいるFX投資家の中で、いったいどれくらいの人が勝っていて、どれくらいの人が負けているか想像をしたことはありますか?

明確な数値があるわけではないのですが、相場関係者の間では「勝っているのは2割」という定説があります。逆に考えると、8割は負けているということです。これは金額の比率ではなく、人数の比率です。つまり2割の投資家がFXの世界で飛び交っているお金を得ていることになり、残り8割の投資家は色々な形で損を出しているわけです。

これだけたくさんの人が負けているFXが、それではなぜこれほど人気なのでしょう。FXに限らず投資をする人の目的は手持ちのお金を増やすことです。それは株であっても不動産であっても同じで、「儲かりそう」という雰囲気を感じている人が多いからだと思います。

当メルマガで「何億円も稼いでいる主婦」という都市伝説について述べましたが、こういう話が流れるのも、FXには儲かりそうな雰囲気があるからでしょう。

なぜFXがこんなに儲かりそうに感じるのでしょうか。

FXは簡単に勝てそう、FXで大儲けできそう、といったイメージは今も根強くあります。たくさんの噂話が流布しているFXの世界において、この「儲かりそう」というのも噂話の中でひとつのジャンルを確立しています。

筆者の知人でFXに興味を持っている人がいたのですが、その人曰く「安い時に買っといて、高くなったら売れば儲かる」ということでした。まさにFXを外側から見ている人の典型的な考え方で、それができれば苦労はありませんね。しかしこういう言い方をしている人は意外に多く、これもFXが持つぼんやりとしたイメージの1つだと思っています。

そこに加えて「FXで何億円も稼いだ主婦」という都市伝説が流れると、「やっぱりFXは儲かる」と思う人が続出するわけです。

FXのことを丁半ばくちのように例える人がいます。バイナリーオプションはまさにそれを商品化したものですが、相場は上か下にしか動かないため勝てる確率は2分の1であるという理論です。

この理論は言い得て妙な部分もあるので、次回もう少し掘り下げてみましょう