ストップ狩りは本当にあるの?その1

FXにまつわる噂話のひとつとして、「ストップ狩り」を耳にすることも多いと思います。大口の投資家が個人投資家からお金を巻き上げるための手法だということで、個人投資家の間では強い警戒感があります。

そもそもストップ狩りとは、損切りのために出しているストップ注文を引っかけるために巨額の資金を投じることをいいます。実際の相場に例えて解説しましょう。

ドル円が100円という大きな節目の近くを推移しているとしましょう。100.20あたりをうろついている時間が長くなると、100円が心理的なサポートラインとして強く意識されるようになります。そこで、ドル円の買いポジションを建てる人は100.15で買い、99.80で逆指値の損切り注文を入れるという戦略が考えられます。大きな節目である100円を割り込んだら負けを認めて損切りをしてしまおうというわけです。

こうした注文がたくさんあることを見越した投機筋が、ドル円に巨額の売りを浴びせて100円の割り込みを画策すると、どうなるでしょうか。


ここからはさらに詳細にストップ狩りについての解説していきます。例えでは、100円をサポートラインとしていたドル円を大きく売り込んで100円割れを狙うような投機筋の売買注文を「ストップ狩り」といいます。

個人投資家が置いている99円台後半の損切り注文をヒットさせることができれば、膨大な量の損切り注文を引っかけて売り勢力は莫大な利益を上げることができます。まさにストップ注文の狩りをするような戦術なので、警戒心も含めてストップ狩りと呼ばれています。

よく為替ニュースで「ストップ注文を巻き込んで下落が進み・・・」といった表現を見聞きします。サポートやレジスタンスとして意識されていたレートをブレイクするような値動きをさせることで、ストップ注文を巻き込めば一気に価格変動が進みます。そうして大相場を作ることができれば、逆張りをしている勢力が大儲けをできることになります。

毎回これをやられてしまうと個人投資家はたまったものではありませんが、このストップ狩りにはもっと重大な闇が囁かれているのです。