ニュース、コンテンツで成績に差は出るか

FX取引会社は自社で口座を開設してもらって、そこでトレードをしてもらうために、さまざまなサービスを提供しています。

リアルタイムのニュース配信や特集コンテンツなどは、その一環です。最新のニュースをいち早く配信することでファンダメンタルズの要素をしっかりとりいれながらトレードできる環境を支援しています。

特集コンテンツについては、各社が自社のエコノミストや外部の有識者などに登場してもらって相場展望やニュースコメントなどを配信して、こちらもトレード判断の助けにしてくれます。

もちろん、FX取引会社が違えばこのサービス内容は全く異なります。この情報力の差が実際のトレード成績にどれほどの影響を及ぼすか?という点についてはどうなのでしょうか。

筆者はこれまで複数の取引会社を渡り歩いてきました。現在も複数の取引会社に口座を持っていて、トレードスタイルによって使い分けています。

この使い分けには、ニュースやコンテンツが魅力的だから口座を維持しているという会社もあります。
このことから言えるのは、確かにコンテンツによる取引会社の差は歴然としてあります。実力が違うというより、取引会社の価値観が異なると言った方が正確だと思います。

スイングトレード向きの取引会社であれば日足ベースのチャート解説がメインになりますし、デイトレードやスキャルピング、またはバイナリーオプションなどを推している会社であればハイリスク・ハイリターンの短期売買中心のコンテンツとなります。

それぞれの方向性や価値観に応じて複数の口座を使い分けるのが理想的です。